2023年9月19日に来季の中日ドラゴンズのヘッドコーチに清原和博氏が就任する可能性が報道されました。
清原氏は、現在の中日ドラゴンズ監督の立浪和義市とは高校時代PL学園での先輩後輩関係であることも知られています。
今回は、清原ヘッドコーチ誕生の可能性が高いと言われる3つの理由に関してご紹介します。
清原ヘッド誕生の可能性が高い3つの理由!

今回、清原氏が中日のヘッドコーチに就任する可能性が示唆されていますが、その可能性は高いのではないかと言われています。
その理由については、以下の三つが挙げられます。
・現在中日は打撃成績がリーグ最下位!
・立浪監督に物申せる存在が必要!?
・立浪監督の後任に据えられる可能性も!
それでは、それぞれの理由に関して詳しく説明していきます。
現在中日は打撃成績がリーグ最下位!

現在、中日ドラゴンズは2023年シーズンにて、リーグ最下位となっています。
その中で、一番の課題となっているのが打撃に関してです。
チームの打撃成績は、リーグ6球団の中でも著しく悪い状況が続いています。
特に、打率、得点においてはリーグ最下位に低迷している状況です。
得点に関しては、「356」点となっており、5位の広島東洋カープと比較しても「118」得点の大差がついています。

また、立浪監督が就任した2022年シーズンに関しても得点力不足が嘆かれていました。
得点数は「414」得点で2023年シーズンと同様にリーグ最下位となっており、5位の横浜DeNAベイスターズと「83」得点の差が開き、シーズンを終えています。

清原氏が中日のヘッドコーチに就任する可能性を後押しする要素としては、この打撃不振のチーム状況が挙げられます。
選手時代の打撃においては、レジェント級の成績を収めている清原氏の打撃理論をチームに取り込みたいという球団の意図があるのではないでしょうか。
立浪監督に物申せる存在が必要!?

2023年シーズン時に中日ファンから度々嘆かれていたのは、立浪監督のチーム指揮の方針についてです。
立浪監督は、現在中日ファンからはかなり批判的な声を浴びせられています。
その理由としては、先ほど挙げたチームの打撃不振と最下位という現実があります。
その中で、立浪監督は監督就任時に以下の様なことをインタビューで回答しています。
打撃はなんとかします
この発言から2シーズン目が終えようとしていますが、未だチームの打撃力は改善されていません。
立浪監督は、試合後球場の出入り口でファンから「責任取れ!」「選手は玩具じゃねぞ!」などの罵声を浴びています。
それがこちらの動画になります。
立浪監督は、成績だけではなく、選手起用に関しても問題視されています。
主な選手起用のエピソードは以下の二つです。
2023年8月25日 近藤廉選手を1イニング10失点62球 騒動
2023年9月19日 根尾昂選手の初勝利帳消し継投
まずは、近藤選手の10失点騒動から説明していきます。
8月25日の横浜戦で、8-2と6点ビハインドで迎えた9回に近藤投手をリリーフで起用します。
しかし、相手打線に捕まり、1イニング合計10失点で投球を終えました。
その間、投げた球数はなんと62球にも及びました。

近藤選手は、3年ぶりの1軍昇格で、2023年シーズンでは初登板の出来事でした。
立浪監督が近藤選手がいくら打ち込まれても投手交代しようとはせずに投げ切らせたのです。
この試合が終わった後に近藤選手は再び2軍へ降格させられてしまいます。
試合当日は、若き左腕を応援する中日ファンでしたが、この起用により怒りの矛先は立浪監督へ向けられたのです。
「選手は玩具じゃねえぞ」と言われていたのはこの采配がきっかけだと思われます。

次に、采配が問題視されたのは、9月19日の広島戦で起きました。
この日の先発は、今シーズン初の先発である根尾昂選手で、6回まで3安打無失点と好投をみせていました。
7回に6点リードの状態で、一点を失うとツーアウト満塁の段階で投手交代となります。
しかし、その後立浪監督が起用した投手は見事に打ち込まれ、一時6点あったリードは追いつかれ、根尾選手の初勝利が消えてしまったのでした。
シーズン最下位がほぼ決定的な中、根尾選手に続投させて初勝利を与えてあげるべきという声が多く、この采配もファンの間では炎上しています。
これらの采配からも立浪監督が自由に采配をしている状況が見て取れる中、チーム内に意見できる存在がいないのではという声もあります。
その中で、今回浮上した清原氏がヘッドコーチになれば、PL学園の先輩でもあり、仲も良いと言われているため、立浪監督の暴走を止めてくれるのではないかという期待もある様です。
立浪監督の後任に据えられる可能性も!

2024年シーズンも立浪監督の続投が先日発表されました。
しかし、2シーズンを終えて、ファンの間では「立浪やめろ」「また立浪なんて来シーズンも終わりだ」などの声が飛び交っています。
そんな中、2024年シーズンも結果を残せなかった場合は、いよいよ解任の2文字が見えてきます。
そうなった場合、誰が変わりに監督を務めるのかという点が問題になります。
その時に清原氏がヘッドコーチを務めていれば、そのままエレベーター式で監督を務めるということもありえるのではないでしょうか。
【炎上】清原ヘッド誕生に反対の声が多数!

今回の清原ヘッド誕生の報道を経て、ネット上では反対意見が多く見受けられます。
その中でも以下の点にファンは納得していない様です。
・清原じゃ立浪に物申せない
・清原の覚醒剤問題
・PL学園色が強くなりすぎる
一番多かったのは、清原氏は過去に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されている点です。
まだまだ、再犯の恐れもあるとして、気になっているファンも多い状況になります。
付随して、清原氏が逮捕からテレビ出演や公の場に姿を登場できるのは、立浪監督の助けが大きかったからです。
それにより、清原氏は立浪監督にそもそも頭が上がらない状態なのでは?と心配しているケースもありました。
また、二人ともPL学園出身ということで、その毛色が強くなるのも毛嫌いしている方が多い様ですね。
清原ヘッド誕生に賛成意見も多数!
批判的な意見も多くありますが、賛成意見も同じくらい挙がっています。
ここまで不甲斐ない成績が続いているチーム状況を見越して、何かを変えないとと考えているファンは多い様ですね。
それにいくら一度逮捕されているからと言って、それでもここまで人気が保てているのですから清原氏のスター性は光るものがあります。
前述した理由もある通り、清原氏が2024年シーズンに中日のヘッドコーチに就任する可能性は比較的高めなのではないでしょうか。
もちろん、他の候補者もいる中でなのでわかりませんが、実現したら何か変えてくれそうな期待感はありますよね。
続報を楽しみに待ちましょう。