中山喜寿生くんの死因は熱中症!?32.9度で車内に2時間半放置?

2023年8月26日に福岡県北九州市の商業施設駐車場の車内に0歳の子供が放置され、死亡しました。

亡くなったのは、中山喜寿生くんで当時生後10ヶ月でした。

今回は、中山喜寿生くんの死因や当時の状況に関して調査してきました。

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中山喜寿生くんの死因は熱中症か!?

喜寿生くんの死因は、現在のところまだ確定していません。

事故発生当初、車内に取り残されていることに気づいた母親は「子供がぐったりしている」「顔が青ざめている」などの証言をしています。

おそらく、長時間に渡り、車の中で放置されたということで、車内の温度が上がり、熱中症になってしまったのではないかと思われます。

8月27(日)には、喜寿生くんの司法解剖が行われるということなので、詳しい死因に関しては後々判明するものと思われます。

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事故発生時の最高気温は32.9度!

事件発生当初は、大手ニュースサイトの報道によると32.9度だったということです。

30度を超えていることから「真夏日」となっています。

8月も後半ではありますが、まだまだ暑い日が続いている現状ですし、その中車内で2時間半も放置されたとなると大人でもかなり体力的に厳しいのではないでしょうか。

それが生後10ヶ月の子供強いられたと考えると居た堪れないですね。

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窓は閉めてエンジンは切られていた

事件発生時は、商業施設に車を停めて両親は別々に買い物をしていました。

その際、両親共に「相手が喜寿生くんを連れている」と思っており車内に放置されていることに気づきませんでした。

当たり前ですが、駐車場に停められた車はエンジンが切られており、窓も閉められていました

その様な状況下では、外気温が35度以下でも車内温度は45度以上を記録することがある様です。

45度となるとお風呂の湯船よりも暑い環境であることがわかります。

以下、JAFによる検証の結果になります。

JAFは真夏の炎天下で車内温度がどのように変化するのか、テストを行いました。8月の晴天で外気温35℃の状況下において、昼12時から16時の4時間、車内温度を測定しました。窓を閉め切った車両(黒色のボディ)では、エンジンを停止させてわずか30分後の12時30分頃には車内温度は約45℃を記録。その後も上昇を続け、15時頃には55℃を超えてしまいました。車両の窓をそれぞれ3㎝程度開けた状態の車両では、30分後の車内温度は約40℃、15時の時点では約45℃と若干の低下がみられましたが、それでも車内に留まるには厳しい車内温度になることが分かりました。

引用:https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-prevention/faq250
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まとめ

今回この様な悲しい事故に繋がってしまったわけですが、私たちの想像以上に車内温度は上がりやすいということですね。

また、近年定期的に発生してしまっている子供の車内放置事故。

ここまで件数が増えてくるとなんらかの対策を取る必要がありそうです。

喜寿生くんのご冥福を心より願っています。

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